
11/14(土)手紡ぎ・手織りのsojiさんの大判ストールがずらりと並びました。
sojiさんは羊毛の原毛を手洗いするところから、ものづくりをはじめています。
動物の毛ですので、枯れ葉などゴミがついていたり、水分をはじくように脂分が含まれていたり。
仕上がった作品からは想像できないような作業です。

洗って乾かした羊毛をほぐし、梳いてふわふわの状態にして、ようやく紡げるようになります。

紡いでからはよりを定着させるために、お湯につけたり、蒸したりという作業。
ようやく編んだり、織ったりできるようになります。

このような工程をへてできた作品は、空気をたっぷり含んだ糸がチクチク感のないあたたかさをもたらしてくれます。
羊の種類(メリノ、ポロワス、コリデールなど)それぞれにも特徴があります。
糸にするときブレンドしたり、それぞれの糸を経糸、横糸にし織り上げたりで、ストールやマフラーの質感も1点ずつ違いがあります。
染色はしておらず、羊の毛の色そのものを活かしていますので、一期一会のおもしろさがあります。
ごくごくシンプルな平織のストールですが、身につけてみると、これまでの工程が凝縮したかのような『ただものでない感じ』があふれます。
言葉で説明するのはとても難しいので、ぜひ実物をごらんになって、ご試着をしてみてください。
さらにsojiさんの作品は無償のメンテナンス付きです。
シーズンオフになりましたらお預かりして、sojiさん自身がお洗濯や毛玉取りをしてくださいます。
これは自分の作ったものが、どう変化していくのかを見たいという作家さんのご希望でもあります。
中継地点としてお預かりしている私にも、はっきりとお買い上げいただいた時とは違う変化が感じられます。
糸と糸だったものが1枚の布として一体化していく感じは、身につけていく大きな楽しみでもあります。
11/14(土)-11/21(土) 13時~19時、期間中は休まず営業いたしますので、ぜひこの機会にお出かけください。
+laboratory
〒372-0815 群馬県伊勢崎市東上之宮町322-1
通常OPEN 水木金土 13:00-19:00
※臨時営業、臨時休業もございますのでご来店の際は、SCHEDULEのページで営業日をご確認ください。